テレビ・YouTube依存。やめさせると大パニック...
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テレビ・YouTube依存。やめさせると大パニック...

2026年5月11日 更新:2026年5月18日

お子さまが朝起きてから寝るまでずっとYouTubeを見ていて、食事中も見せないと食べず、お風呂に入る時も見せないと入らず、やめさせようとすると激しく癇癪を起こして暴れてしまうので、結局見せ続けることになり、一日中画面を見ている状態が続いているというご相談もよくいただきます。テレビやタブレットを取り上げると大パニックになって泣き叫び、壁を叩いたり物を投げたりするため、保護者も疲れて結局返してしまい、このまま画面依存が続いて目が悪くなったり発達に影響が出たりするのではないかと心配している保護者の方が、とても多くいらっしゃいます。

外出先でもずっとスマホを見せていないと落ち着かず、幼稚園から帰ってきたらすぐにYouTubeを見始めて、夜遅くまで見続けているため睡眠時間も削られ、外遊びもせず友達と遊ぶこともなく、このままでいいのかという不安も大きいというお気持ち、本当によく分かります。

テレビ・YouTube依存、やめさせると大パニックという状況は、発達障害のお子さまに非常に多く見られる困難ですが、適切な対応と工夫によって画面との適切な距離は育てられますので、焦らずに段階的に進めていくことが大切です。

画面依存になる理由

刺激が強くて魅力的

YouTubeやテレビは色や音、動きなど刺激が非常に強く、発達障害のお子さまにとって非常に魅力的なコンテンツであるため、一度見始めると他のことが目に入らなくなり、画面に釘付けになってしまいます。

予測可能で安心

画面の中の世界は予測可能で、同じ動画を繰り返し見ることで安心感を得られるため、現実世界の予測できないことが苦手なお子さまにとって、画面の世界は非常に居心地が良い場所になります。

切り替えが苦手

発達障害のお子さまは活動の切り替えが苦手で、一つのことに集中すると次に移れないため、YouTubeを見ていると他のことに切り替えることができず、やめることが非常に困難になります。

報酬系が強く刺激される

YouTubeなどの動画コンテンツは脳の報酬系を強く刺激するため、見ることで快感を得られ、その快感を求めて何度も何度も見てしまうという依存状態になります。

他の楽しみが少ない

外遊びや友達との遊びが苦手で楽しめないため、画面を見ることが唯一の楽しみになってしまい、他に楽しいことがないから画面に依存してしまいます。

保護者が楽になる

画面を見せていると静かにしているため、保護者も楽になり、忙しい時や疲れている時につい見せてしまうことで、見せる時間がどんどん増えていってしまいます。

やめると癇癪を起こす

やめさせようとすると激しく癇癪を起こすため、保護者も疲れて結局見せてしまい、癇癪を避けるために見せ続けるという悪循環になります。

家庭でできる画面依存への対応

時間を視覚的に決める

見る時間を視覚的に示すことで、タイマーを使ってこれが鳴ったらおしまいだよと事前に伝え、砂時計や時計で見える形で時間を示すと、見通しが持てて終わりやすくなります。

見る前に約束する

見始める前に、何分見る、何本見る、タイマーが鳴ったらやめるという約束を視覚的に示しながら確認することで、約束を守れたら褒めるという流れを作ると、少しずつ自制できるようになります。

代わりの活動を用意する

画面をやめた後に楽しい活動を用意することで、外遊び、好きなおもちゃ、保護者と遊ぶなど、画面以外の楽しみがあるとやめやすくなります。

段階的に減らす

いきなりゼロにするのではなく、少しずつ減らしていくことで、今まで3時間見ていたなら2時間半に、次は2時間にと、段階的に減らすことで無理なく進められます。

見せない時間帯を作る

食事中は見ない、お風呂の時は見ないなど、見せない時間帯を決めることで、メリハリをつけることで、見る時間と見ない時間の区別がつくようになります。

タブレットを隠す

見たいと言われてもすぐに出せないように、タブレットやスマホを隠しておくことで、目に入らなければ欲しがる頻度が減り、忘れることもあります。

外遊びの時間を増やす

体を動かす時間を増やすことで、公園で遊ぶ、散歩する、体を使う遊びをするなど、外遊びが楽しいと分かると、画面への執着が減ることがあります。

保護者も一緒にやめる

保護者が目の前でスマホを見ていると、お子さまも見たくなるため、お子さまがいる時は保護者もスマホを控え、一緒に違う活動をすることが大切です。

やめられたら褒める

タイマーが鳴った時にやめられた、約束を守れたという成功を見逃さず褒めることで、ちゃんとやめられたね、すごいと認めることで、やめることが良いことだと学習します。

パニックになっても折れない

やめさせた時にパニックになっても、折れずに一貫した対応をすることで、泣いても暴れても見せないという一貫性が、やがてパニックを減らすことにつながります。

ルールを家族で統一する

見せる時間、やめる時のルールを家族全員で統一することで、お父さんは許すけどお母さんは許さないという不一致があると混乱するので、一貫した対応が重要です。

睡眠を優先する

画面を見ることで睡眠時間が削られている場合は、睡眠を最優先にすることで、夜8時以降は見せない、寝る1時間前は見せないなど、睡眠を守るルールを作ります。

専門家に相談するタイミング

一日中画面を見ている時

朝から晩まで一日中画面を見ていて、他のことが全くできない状態の場合は、早急な支援が必要です。

睡眠や食事に影響が出ている時

画面のせいで睡眠時間が削られている、食事を食べない、外出できないなど、日常生活に大きな支障が出ている場合は、専門的な支援が必要です。

パニックが激しい時

やめさせようとすると激しくパニックになり、自傷や他害、物を壊すなどの行動が見られる場合は、すぐに相談が必要です。

保護者が限界の時

どう対応してもうまくいかず、保護者が疲れ果てて限界を感じている場合は、サポートが必要です。

療育での画面依存への支援

構造化された環境での活動

療育では画面がない構造化された環境で活動することで、画面以外の楽しい活動を経験し、外遊び、制作活動、友達との遊びなど、画面以外にも楽しいことがあると知ることができます。

切り替えの練習

活動の切り替えを段階的に練習することで、タイマーを使った切り替え、次の活動を視覚的に示すなど、切り替えるスキルを育てることで、画面をやめる力も育ちます。

代わりの楽しみを見つける

お子さまが画面以外で楽しめる活動を見つけることで、好きな遊び、得意なこと、興味のあることを療育の中で発見し、画面以外の楽しみを増やします。

ソーシャルストーリー

画面との付き合い方についてストーリー形式で教えることで、画面は少しだけ見ます、タイマーが鳴ったらやめます、やめた後は外で遊びますというストーリーで理解を促します。

視覚支援の活用

見る時間や約束を視覚的に示すことで、タイマー、スケジュール表、絵カードなど、見える形で示すことで、ルールが理解しやすくなります。

感覚統合療法

画面を見ることで感覚を求めている場合は、感覚統合療法が効果的で、トランポリンやブランコなど体を動かす活動で感覚を満たすことで、画面への依存が減ることがあります。

小集団での遊び

小集団療育では友達と一緒に遊ぶ楽しさを経験できることで、画面を見るより友達と遊ぶ方が楽しいと思えるようになると、画面への執着が減ります。

成功体験を積む

タイマーが鳴った時にやめられた、約束を守れたという成功体験を積むことで、小さな成功を見逃さず褒めることで自信がつき、やめる力が育ちます。

保護者への具体的な指導

療育では時間の決め方、タイマーの使い方、代わりの活動の見つけ方、パニックへの対応方法など具体的な方法を専門家から学べるので、保護者が家庭で実践できることが最も重要になります。

画面との適切な距離は育てられる

テレビ・YouTube依存、やめさせると大パニックというお悩み、本当によく分かります。

でも、知っておいていただきたいのは、画面との適切な距離は育てられるということです。今は依存状態でも、適切な対応と工夫によって、少しずつコントロールできるようになります。

大切なのは、時間を視覚的に決めること、見る前に約束すること、代わりの活動を用意すること、段階的に減らすこと、見せない時間帯を作ること、外遊びの時間を増やすこと、やめられたら褒めること、パニックになっても折れないこと、ルールを家族で統一することです。そして何より、焦らないこと、一人で抱え込まずに専門家の力を借りることです。

画面との適切な距離が取れるようになると、睡眠が改善され、食事がしっかり食べられ、外遊びができ、友達と遊べ、発達が促されます。保護者も画面に頼らない育児ができるようになり、親子の時間が増えます。

焦らないでください。少しずつ、画面との距離を育てていきましょう。今日は30分減らせた、明日はタイマーでやめられた、来週は外遊びを楽しめた。必ず進歩します。その可能性を信じて、今から取り組み始めましょう。

療育センターエコルドで、画面との適切な距離を育てる支援を

大阪府池田市にある療育センターエコルドは、画面依存に悩むお子さまとご家族を支援する療育施設です。

テレビ・YouTube依存、やめさせると大パニックというお子さまに対して、小集団療育と集団療育を組み合わせた専門的な支援を提供しています。画面がない環境で楽しい活動を経験し、切り替えの練習をし、画面以外の楽しみを見つけ、ソーシャルストーリーで理解を促し、視覚支援で約束を示し、感覚統合療法で感覚を満たします。

公認心理師による専門的な支援、田中ビネー・ヴァインランドなどの発達検査で客観的に状態を把握、児童発達支援の5領域をバランスよく育てるプログラム、リハビリ専門職が開発したデジリハで楽しく訓練、画面依存への対応支援、保護者への丁寧なフィードバックと家庭でのルール作りの助言によって、画面との適切な距離を育てる総合的な支援でお子さまとご家族の生活をサポートします。

テレビ・YouTube依存で困っている方、やめさせると大パニックになる方は、ぜひ療育センターエコルドにご相談ください。

画面以外の楽しみを見つけ、適切な距離を育てる支援を、エコルドが全力でサポートします。


療育センターエコルド お問い合わせ

発達検査実施/見学随時受付/画面依存への支援/切り替えスキルの育成

お気軽にお問い合わせください。画面との適切な距離は育てられます。お子さまの健やかな成長を、一緒に支えましょう。

療育コンサル 中山 のぞみ
D&I株式会社取締役兼療育センター長
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