1歳半なのに意味のある言葉が一つも出ない。健診で様子を見ましょうと言われたけれど心配・・・
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1歳半なのに意味のある言葉が一つも出ない。健診で様子を見ましょうと言われたけれど心配・・・

2026年3月24日 更新:2026年5月18日

1歳半健診で、保健師から言われました。言葉がまだ出ていませんね、様子を見ましょう。周りの子は、ママ、パパ、ワンワンなど、いくつも言葉を話しているのに、我が子は喃語のまま。意味のある言葉が一つも出ていません。

様子を見ましょうと言われたけれど、本当に様子を見ていて大丈夫なのでしょうか。このまま2歳、3歳になっても言葉が出なかったらどうしよう。何かできることはないのか、ただ待っているだけでいいのか。不安で仕方ありません。

実は、1歳半健診で最も多い指摘が、言葉の遅れです。多くの保護者が、同じ不安を抱えています。そして、様子を見ましょうと言われて、そのまま何もせずに時間が過ぎてしまうケースも少なくありません。

しかし、言葉の遅れは、早く気づいて早く支援を始めるほど、改善しやすいことが分かっています。様子を見ている間にも、貴重な時間は過ぎていきます。1歳半という早い段階で気づけたことを、チャンスと捉えることが大切なのです。

1歳半で期待される言葉の発達

意味のある言葉が出る時期

1歳半頃には、多くの子どもが意味のある言葉を話し始めます。

ママ、パパ、マンマ(ごはん)、ワンワン(犬)、ブーブー(車)など、身近なものの名前を言えるようになります。個人差はありますが、1歳半の時点で5〜10語程度の単語を話せることが、一つの目安とされています。

言葉の理解も進む時期

話す言葉だけでなく、言葉の理解も進みます。

ちょうだい、バイバイ、いないいないばあなど、簡単な言葉を理解し、指示に従えるようになります。名前を呼ばれたら振り向く、ダメと言われたら手を止める、そのような理解も見られるようになります。

指差しでコミュニケーション

言葉が出る前後の時期には、指差しでコミュニケーションを取るようになります。

欲しいものを指差して要求する、絵本の中の犬を指差してワンワンと言う、遠くの飛行機を指差して見せる。指差しは、言葉の発達の重要な基礎になります。

喃語から言葉へ

0歳の頃の喃語(アーアー、ダダダなど)から、徐々に意味のある言葉へと移行していきます。

最初は、聞き取りにくい不明瞭な発音でも、繰り返し使っているうちに、はっきりした言葉になっていきます。1歳半は、この移行期にあたります。

言葉が出ない理由

理解は進んでいるが表出が遅れている

言葉の理解はできているけれど、話す言葉が遅れているケースがあります。

こちらの言うことは分かっている、指示には従える、でも自分からは話さない。このような場合、言葉の表出だけが遅れている可能性があります。理解が進んでいれば、表出も後から追いついてくることが多いです。

理解も表出も両方遅れている

言葉の理解も表出も、両方遅れているケースもあります。

こちらの言うことがあまり理解できていない、指示に従えない、名前を呼んでも反応が薄い。このような場合、全体的な言語発達の遅れや、認知面の遅れがある可能性があります。

コミュニケーションへの興味が薄い

人やコミュニケーションへの興味が薄いために、言葉が出ないケースもあります。

人の顔をあまり見ない、一人遊びが多い、要求を伝えようとしない。言葉は、人とコミュニケーションを取るために必要だと感じて初めて、使おうとします。コミュニケーションへの興味を育てることが、言葉の発達の土台になります。

聴覚の問題

まれに、聴覚に問題があって言葉が遅れているケースもあります。

音への反応が鈍い、大きな音にも驚かない、呼んでも振り向かない。このような場合、聴力検査を受けることをお勧めします。聴覚の問題は、早期発見・早期対応が重要です。

口の動きの問題

口や舌の動きに困難があって、発音しにくいケースもあります。

食事の時、飲み込みが上手くできない、よだれが多い、口が常に開いている。このような場合、口腔機能の発達を促す支援が必要になることがあります。

発達全体の遅れ

言葉だけでなく、運動面や認知面など、発達全体が遅れているケースもあります。

歩くのも遅かった、手先も不器用、全体的にゆっくり成長している。このような場合、総合的な発達支援が必要です。

「様子を見る」と「早期療育」の違い

様子を見るリスク

様子を見ましょうと言われると、何もせずに待つことになります。

確かに、2歳、3歳になって急に言葉が出る子どももいます。しかし、その間ずっと、言葉でコミュニケーションが取れない状態が続きます。要求を伝えられない、気持ちを表現できない、そのストレスから、癇癪や問題行動が増えることもあります。

また、言葉が遅れている理由が、何らかの発達の課題である場合、様子を見ている間に、他の子どもとの差がどんどん広がっていきます。3歳健診でまた指摘されて、そこから療育を始めるのでは、貴重な1年半を無駄にしてしまいます。

早期療育のメリット

1歳半という早い段階で療育を始めることには、大きなメリットがあります。

まず、脳の発達が最も活発な時期です。この時期に、言葉を引き出す適切な刺激や環境を提供することで、言語発達が促されます。早く始めるほど、効果が高いのです。

また、言葉が出ないことによる二次的な問題(癇癪、コミュニケーション困難、社会性の遅れ)を予防できます。早期から言葉を育てることで、お子さまのストレスが減り、健やかな成長につながります。

そして何より、保護者が早く学べます。言葉を引き出す関わり方、家庭でできる工夫を、専門家から学べます。日常生活の中で、毎日言葉を育てる関わりができることが、最も効果的です。

1歳半から始められる施設は限られる

しかし、1歳半から療育を受け入れている施設は、実は限られています。

多くの療育施設は、3歳以上が対象です。早期療育の重要性は広く知られていますが、実際に0〜3歳を受け入れている施設は少ないのが現状です。だからこそ、早期療育を提供している施設を見つけることが大切です。

早期療育で言葉を引き出す方法

言葉を引き出す環境作り

療育では、言葉を引き出しやすい環境を作ります。

お子さまが興味を持つもの、楽しいと感じる活動の中で、自然に言葉を使う場面を作ります。遊びを通して、言葉を使うことの楽しさ、便利さを経験します。

コミュニケーションの基礎を育てる

言葉の前に、コミュニケーションの基礎を育てます。

人への興味、視線を合わせる、表情を読み取る、身振りで伝える。これらの非言語的コミュニケーションが、言葉の土台になります。まずは、人と関わる楽しさを知ることが大切です。

言葉のモデルを豊富に提供

お子さまの周りで、たくさんの言葉のモデルを提供します。

これはリンゴだよ、赤いね、おいしいね。お子さまの行動や見ているものを、言葉で実況中継するように語りかけます。豊富な言葉のシャワーを浴びることで、言葉を吸収していきます。

発語を無理強いしない

言って、言ってと無理強いすると、逆効果になることがあります。

言葉を話すことがプレッシャーになり、話すことを避けるようになることもあります。療育では、自然に言いたくなる環境を作り、発語を待つ姿勢を大切にします。

小集団で友達との関わりから学ぶ

小集団療育では、友達の言葉を聞くことが、大きな刺激になります。

同年代の子どもが話している様子を見る、友達と一緒に活動する中で、言葉を使う必要性を感じる。大人との一対一だけでなく、友達との関わりが、言葉を引き出します。

デジタルツールで楽しく訓練

デジリハのようなデジタルツールを使うことで、楽しみながら言語訓練ができます。

絵を見て名前を言う、音を聞いて識別する、しりとりや言葉遊び。ゲーム感覚で楽しいから、繰り返し取り組めます。繰り返しが、言葉の定着につながります。

保護者が家庭でできること

たくさん話しかける

日常生活の中で、たくさん話しかけることが大切です。

お子さまが見ているもの、やっていることを、言葉で実況中継するように語りかけます。これはリンゴだね、赤いね、おいしいね。豊富な言葉のシャワーが、言葉を育てます。

言葉を待つ

お子さまが何かを要求する時、すぐに察して与えるのではなく、少し待ってみましょう。

ジュースが欲しそうにしている時、ジュース?と言葉で確認してから渡す。言葉で伝えることの必要性を、経験させることが大切です。

絵本の読み聞かせ

絵本の読み聞かせは、言葉を育てる最高の方法です。

絵を指差しながら、これは何かな?と問いかける。お子さまが指差したものの名前を言ってあげる。絵本を通して、たくさんの言葉に触れられます。

歌や手遊び

歌や手遊びも、言葉を育てます。

リズムに乗せて言葉を覚える、体を動かしながら言葉を使う。楽しい経験の中で、自然に言葉が身についていきます。

無理強いしない

言って、ほら言ってと無理強いすると、逆効果になることがあります。

言葉を話すことがプレッシャーになり、話すことを避けるようになることもあります。焦らず、お子さまのペースで、楽しく言葉に触れることを優先しましょう。

専門家に相談するタイミング

1歳半健診で指摘された時

健診で言葉の遅れを指摘された時が、相談のタイミングです。

様子を見ましょうと言われても、気になることがあれば、専門機関に相談することをお勧めします。早く相談すれば、早く適切な支援につながります。

2歳になっても言葉が出ない時

2歳になっても意味のある言葉が出ない場合は、必ず相談しましょう。

個人差はありますが、2歳で言葉が全く出ないのは、何らかの支援が必要なサインです。様子を見るのではなく、専門家の意見を聞くことが大切です。

言葉の理解も遅れている時

話す言葉だけでなく、言葉の理解も遅れている場合は、早めの相談が必要です。

こちらの言うことが理解できていない、指示に従えない、名前を呼んでも反応が薄い。このような場合、全体的な発達支援が必要になることがあります。

コミュニケーションへの興味が薄い時

人への興味が薄い、目が合いにくい、一人遊びばかり。

このような場合、言葉だけでなく、社会性の発達も気になります。早めに専門家に相談することで、適切な支援につながります。

保護者が不安を感じた時

何より大切なのは、保護者が不安を感じた時です。

周りの人から大丈夫と言われても、保護者自身が心配なら、相談してみてください。保護者の直感は、とても大切です。相談して、何もなければ安心できますし、支援が必要なら早く始められます。

早期療育の実際の効果

事例1:1歳半で療育開始、2歳で二語文が出た

1歳半健診で、言葉が全く出ていないことを指摘されました。喃語のみで、意味のある言葉は一つもありませんでした。保健師からは様子を見ましょうと言われましたが、保護者は不安で、療育施設に相談しました。

発達検査の結果、言語面の発達が遅れていることが分かり、すぐに療育を始めることになりました。週3回の療育で、遊びを通して言葉を育てました。友達と一緒に活動する中で、言葉を使う楽しさを経験しました。

3ヶ月後、マンマ、ママなど、最初の意味のある言葉が出始め、半年後には10語程度の単語を話せるようになりました。保護者も、療育で学んだ言葉かけを家庭で実践し、日常生活の中で言葉を育てました。

2歳になる頃には、二語文も出始めました。3歳で幼稚園に入園する時には、簡単な会話ができるようになっていました。

保護者は、1歳半で始めて本当に良かった、様子を見ずに相談して良かったと語っていました。

事例2:1歳8ヶ月で療育開始、言葉が爆発的に増えた

1歳8ヶ月になっても、言葉が出ませんでした。パパ、ママも言えません。健診後も様子を見ていましたが、2ヶ月経っても変化がなく、療育施設に相談しました。

発達検査の結果、言葉の理解はある程度できているけれど、表出だけが遅れていることが分かりました。コミュニケーションへの興味も薄く、一人遊びが多い状況でした。

週1回の療育で、保護者も一緒に参加し、言葉を引き出す関わり方を学びました。友達と一緒に遊ぶ中で、人への興味も育ってきました。

2ヶ月後、最初の言葉が出ました。それをきっかけに、言葉が爆発的に増え始めました。4ヶ月後には、50語以上の単語を話せるようになりました。

2歳になる頃には、二語文、三語文も出て、簡単な会話ができるようになりました。保護者は、最初の一歩が出るまでが長かったけれど、出始めたら早かった、療育で言葉を引き出す関わり方を学べたことが大きかったと語っていました。

事例3:1歳半で療育開始、発達全体が促された

1歳半健診で、言葉だけでなく、全体的に発達が遅れていると指摘されました。歩き始めも遅く、指差しもなく、人への興味も薄い状況でした。

発達検査を受けたところ、全体的に発達が遅れていることが分かりました。言葉だけでなく、運動、認知、社会性、すべての領域で遅れがありました。

週3回の療育で、すべての領域をバランスよく育てるプログラムで、総合的に発達を促しました。体を動かす活動、手指を使う遊び、友達との関わり、様々なアプローチで力をつけました。

半年後、言葉が出始めただけでなく、運動面も改善し、人への興味も出てきました。1年後には、二語文が出て、友達とも遊べるようになりました。

保護者は、言葉だけでなく全体的に成長できた、すべての領域を育ててもらえたことが良かった、早期療育の効果を実感していますと語っていました。

様子を見ずに、まずは相談を

1歳半健診で、言葉の遅れを指摘されたけれど、様子を見ましょうと言われた。その言葉を信じて、何もせずに待っていていいのでしょうか。

答えは、ノーです。様子を見ている間にも、貴重な時間は過ぎていきます。脳の発達が最も活発な1歳半という時期を、何もせずに過ごすのは、もったいないのです。

様子を見ましょうと言われても、気になることがあれば、相談してみてください。相談したからといって、必ず療育を受けなければならないわけではありません。専門家の目で見てもらい、今の状態を知る。それだけでも、大きな意味があります。

そして、もし療育が必要と判断されたら、1歳半という早い段階から始められることは、大きなチャンスです。早く始めるほど、言葉は育ちやすく、二次的な問題も予防できます。

療育センターエコルドで、早期からの言葉の支援を

大阪府池田市にある療育センターエコルドは、1歳半のお子さまから受け入れ可能な療育施設です。

0〜3歳の早期療育を重視し、言葉の遅れに対して、小集団療育と集団療育を組み合わせた専門的な支援を提供しています。

公認心理師による専門的な支援、田中ビネー・ヴァインランドなどの発達検査、児童発達支援の5領域をバランスよく育てるプログラム、保護者への丁寧なフィードバック。早期からの総合的な支援で、お子さまの言葉の発達をサポートします。

言葉が出ないことが心配な方、健診で様子を見ましょうと言われたけれど不安な方、早期療育を受けたい方は、ぜひ療育センターエコルドにご相談ください。

様子を見るのではなく、今から始めましょう。1歳半という貴重な時期を、一緒に大切にしましょう。お子さまの言葉の発達を、エコルドが全力でサポートします。


療育センターエコルド お問い合わせ

お気軽にお問い合わせください。様子を見るより、今すぐ相談を。お子さまの言葉を、一緒に育てましょう。

療育コンサル 中山 のぞみ
D&I株式会社取締役兼療育センター長
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