「この子、もしかして発達障害かも?」と思ったときに
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「この子、もしかして発達障害かも?」と思ったときに

2025年5月16日 更新:2026年5月18日

「うちの子、なんか違う…」そんな違和感を抱えたままになっていませんか?

「みんなの輪に入れない」「切り替えができない」「言葉がなかなか出ない」
保育園や家庭の中で、そんな様子が続くと「もしかして…」と不安になることがあるかもしれません。

それでも、「気のせいかも」「まだ小さいから」と自分に言い聞かせて、相談するのをためらってしまう——。

でも、早期に“気づき”を得られた子どもたちほど、のびのびと成長できる可能性が高まります。
不安を放置しないことが、子どもと家族の未来を守る第一歩です。


16%——意外と多い「発達に課題を抱える子どもたち」

信州大学の本田秀夫教授による大規模調査(2023年)では、幼稚園・保育園に在籍する子どもたちの約16%が「発達に課題がある」と先生たちから認識されていることがわかっています。

つまり、「ちょっと気になる子」は決して少数ではないということです。
また、次のような行動が、早期の気づきにつながることもあります。

  • 一人遊びが極端に多い
  • 言葉の遅れや発音の不明瞭さ
  • こだわりが強く、ルールが変わるとパニックになる
  • 落ち着きがなく、順番を待てない
  • 特定の音やにおいに強い不快感を示す

こうした特徴は、自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如・多動症(ADHD)、発達性協調運動障害などの可能性と関係していることもあります。


「気のせいかも」でも大丈夫。今できる3つのアクション

1. 気になる行動を「記録」してみましょう

日々の様子をメモしておくことで、相談時に役立ちます。特に「どんなときに、どんな行動が出るか」がポイントです。

2. 幼稚園・保育園の先生に相談してみる

家庭では見えない集団での様子を知ることで、より客観的な判断ができます。
「家ではこうなんですが、園ではどうですか?」という聞き方がおすすめです。

3. 専門機関につながる勇気を持つ

「診断」が目的ではなく、“今できる支援”を知るために相談していいのです。療育センターや発達支援センターは、気軽に相談できる場所です。


まとめ:「早く気づけてよかったね」と言える未来のために

発達障害の有無に関係なく、子どもたちには「自分らしく育つためのサポート」が必要です。
そして何より、「気づいたときがスタート」です。

「この子、もしかして…」と思ったら、それは子どもをよく見ている保護者だからこその視点。
不安を否定せず、まずはその気持ちに寄り添って、ひとつずつ前に進んでいきましょう。

療育コンサル 中山 のぞみ
D&I株式会社取締役兼療育センター長
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