「できない」を叱らない。子どもが挑戦できる環境づくりのコツ
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「できない」を叱らない。子どもが挑戦できる環境づくりのコツ

2025年5月6日 更新:2026年5月18日

「何回言ってもできない…」
「どうしてやろうとしないの?」
そんなふうに感じたとき、つい叱ったり、強く教え込もうとしたりしてしまうことはありませんか?

でも、子どもが本当に伸びるのは、「叱られたから」ではなく、「やってみたい!」という気持ちが育ったとき。
今回は、子どもたちが自然とチャレンジしたくなる環境づくりについて、家庭や療育現場でできる工夫をご紹介します。


叱ることが「挑戦する気持ち」をしぼませる

できないことに対して叱られると、子どもはどう感じるでしょう?

☑ 恥ずかしい
☑ 怖い
☑ 自信がなくなる
☑ 失敗を恐れるようになる

このような気持ちが積み重なると、「やってみよう」という意欲そのものがしぼんでしまいます。
「どうせできない」「怒られるくらいならやらない」という思考になってしまうのです。


「できる」「できない」ではなく「やってみる」を応援する

大人にできる大切なことは、「できたか」「できなかったか」だけを見るのではなく、

  • 挑戦したこと
  • 試行錯誤したこと
  • 小さな一歩を踏み出したこと

これらを丁寧に見つけて、認めてあげることです。

子どもが「失敗しても大丈夫」「チャレンジしても怒られない」と思える環境が、次の挑戦につながります。


子どもが挑戦できる環境づくり5つのコツ

1.目標を小さく設定する

いきなり「全部できるようにしよう!」ではなく、
「今日は靴をそろえるだけでOK」など、ハードルを下げた目標を設定します。

達成感を積み重ねることが大切です。

2.結果より「過程」をほめる

「うまくいったかどうか」ではなく、
「やろうとしたこと」「最後までがんばったこと」をほめましょう。

「できた/できない」で評価しないことで、挑戦への心理的ハードルが下がります。

3.選べる場面をつくる

「どっちをやってみたい?」
「先にやるのはこれとこれ、どっちがいい?」

選択肢を与えることで、「自分で決めた」という主体性を育むことができます。

4.失敗してもフォローする

失敗したときにこそ、「がんばったね」「次どうする?」と声をかけましょう。
失敗を“悪いこと”にしないことが、挑戦を続けるための安心感につながります。

5.大人も「完璧じゃなくていい」と伝える

大人自身が、「失敗しながらやってるよ」「最初はうまくいかなかったけど続けたんだよ」と伝えることで、子どもは「失敗してもいいんだ」と自然に受け止められるようになります。


療育現場でも「挑戦」を支える関わりを

療育センターエコルドでも、子どもたちが安心して挑戦できるように、

  • 個々に合わせたスモールステップの目標設定
  • できた過程を丁寧に認める声かけ
  • 「楽しかった!」という気持ちを大切にする支援

を心がけています。

子ども自身が「できた!」と感じる体験を重ねることが、自己肯定感の土台になり、将来の社会参加や自立へとつながっていきます。


まとめ

子どもが「できない」とき、
それは「まだその準備が整っていないだけ」かもしれません。

☑ 叱るより、挑戦した勇気を認める
☑ 結果より、過程や努力を大切にする
☑ 失敗も含めて、成長のプロセスと捉える

そんな関わりが、子どもたちの「やってみたい!」を育てていきます。

大人のまなざしひとつで、子どもの未来はもっと広がるのです。


保護者の方へのご案内

大阪府池田市にある療育センターエコルドでは、乳幼児期を専門とする児童発達支援を中心に1日20名の乳幼児に対して、集団活動や個別支援を通じて、専門性ある早期療育を提供しています。
また、送迎も施設から30分圏内を目安に実施しています。
池田市・箕面市・豊中市・吹田市の一部地域で、早期療育が必要なお子さんの保護者の方は、ポータルサイトの療育センターエコルドにお気軽にお問い合わせください。

療育コンサル 中山 のぞみ
D&I株式会社取締役兼療育センター長
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